訓練とトレーニングの違い

訓練とトレーニングの違い

- 概要 -

訓練もトレーニングも同じものである。トレーニングは英語のtrainingからきた語であるが、そのため、日本語の訓練は軍隊などの厳しく精神面を重視するもの、トレーニングは訓練よりも軽度であったり科学的なものという意味で使われる傾向がある。

- 詳しい解説 -

訓練とは何かの技術などの習得を目的として行う継続的な練習のことを言う。トレーニング(training)はその英語であるので、両者は同じものである。

ただ、日本語における傾向として、英語派生のものと日本語のニュアンスの違いから意味の違いにまで発展させることがあり、この訓練とトレーニングも同様にニュアンスや使われ方の違いがある。

訓練は軍隊などの訓練のように、内容がハードで厳しいようなもの、または防災訓練や避難訓練のように古くからおこなわれているもので、真剣に取り組むべきものに使われることが多い。

トレーニングももちろん真剣に取り組むべき反復練習ではあるが、欧米から輸入された練習方法であったり、かけられる負荷が訓練ほど重くないような軽いものを指すことが多い。例えば、マラソンにおける高地トレーニング、声楽のボイストレーニング、他にイメージトレーニングなどは海外での研究結果から取り入れられたものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。