給水と配水の違い
- 概要 -
給水とは水を供給することを言う。特に飲料水を供給することを言う。配水とは、浄水場から各戸につながる給水管に水を配給することを言う。
- 詳しい解説 -
給水とは水を供給すること、特に飲料水を供給することを言う。災害などにより水道管が破損されたり、停電などで水道機能が回復しない場合は一般的に自治体や自衛隊などが給水車を出して、水を供給する。給水車は巨大な水タンクを搭載した車両であり、通常後部に取り付けられた蛇口状の水栓から、持参されたタンクや袋などに水を供給する。
また、各戸別にある給水管から家庭内にある水道設備に水を引き込み、使用できる状態にすることも給水という。
配水とは、浄水場から各戸にある給水管まで水を送ること(送水)を言う。配水のシステムは、水に圧力を加えて水道管(配水管)の中を通らせることであるが、水道の使用量の増減があるため、それを調節するために通常は高台に配水池が設けられる。また、高所であったり、浄水場からの距離が遠い場合などは配水ポンプを要所要所に設けることもある。
浄水場から各家庭までが配水で、そこから家の中は給水である。
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