機関銃と自動小銃の違い
- 概要 -
自動小銃とは引き金を引くだけで弾丸の装填、発射が自動的に行われる小型の銃のことを言う。機関銃は同じく弾丸が自動的に装填、発射されるが、引き金を引いている間連続的に発射ができる
- 詳しい解説 -
自動小銃も機関銃も引き金を引くだけで自動的に弾丸が装填され発射までされる武器である。しかし、自動小銃は基本的に兵士個人が所持することを目的としている小銃であり、近年ではフルオート射撃が可能であるものが大多数を占める。もともとは単発の銃であったが、いまは単発でも連射でもどちらもできるアサルトライフルという小銃が主力となっている。
機関銃は基本的に連射することを目的とした銃で別に機銃とも呼ばれる。連射が主目的であることから、ベルト状の弾倉で給弾するものが多く、三脚などの固定装置を用い、サポートする人員を必要とする(重機関銃)。またより軽量化した軽機関銃というものもあり、これは個人でも撃てるような機能となっている。機関銃が初めて実戦使用されたのは日露戦争(1904年)で、その際に連続射撃で敵を線状に制圧することを「薙ぎ払う」という表現が使われるようになった。
自動小銃は個人が持ち、狙撃や制圧などの多目的に使われるものであるが、機関銃は連射により敵を制圧する攻撃を主目的とする。
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