議員と知事の違い

議員と知事の違い

- 概要 -

議員も知事も地方自治において、地域住民から選挙で選ばれるが、議員は議会を構成し、議決権を持つが、知事は地方行政のトップとして執行権を持つ。

- 詳しい解説 -

議員は国会議員や都道府県の議会議員、市町村の議会議員などがある。地方自治においては、都道府県や市町村の議員はその地域住民が直接の選挙で選出するものである。都道府県の議員は各都道府県の議会を構成する。議会とは、その自治体の議決機関であり、自治行政の議決権を有する。

具体的には、議会は行政の執行機関である知事から提案された条例案、予算案などに対して審議を行い、議決を行う。これは、とりもなおさず、自治体に集まったお金の使い方、配分の仕方について決定するものである。

知事は、その自治体の住民の直接選挙によって選出される。知事は、その自治体における行政機関のトップとして行政を執行していく権利を有している。しかし、知事がなんでも自分の意思だけで行政の内容を決定し、運営できるかというとそうではなく、すべては議会の議決が必要である。そのため、知事は、毎年ある自治体の定例議会などに予算案や条例案等形での自治体として進めたい仕事内容についての提案を行い、その承認を議決という形で得たうえで、その内容を執行していくのである。

つまり、知事は行政のトップとして実際の仕事を行い、議会(議員)は議決機関として知事の仕事を管理・抑制していくのである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。