管理会社と管理組合の違い
- 概要 -
管理組合はマンション等の住人が構成する団体で共同で管理を行うためのものであるが、管理会社は管理組合または建物等の所有者から委託を受け管理業務を行う会社である。
- 詳しい解説 -
管理組合はマンション等の住民が構成する団体のことで、マンション等の個人所有の部分以外の共用部分についての管理をしたり、住民同士の円滑な生活のために自主的なルール作りとその管理などを行うためのものである。
原則的に、マンション等の管理はその住民で行うものであるが、日常の建物のメンテナンスや清掃作業、植栽の世話などその業務内容は多岐にわたる。そのため、住民自身で行うことが困難であるため、多くのマンションでは管理組合の選定した会社に管理費用を支払うことでそれらの業務を代行させている。このマンション管理の代行業を行うのが管理会社である。
一般に管理会社はそのマンションを建設した建設会社や販売した不動産会社など、またはその関連会社が行うことが多い。ただ、一般にそういったデベロッパーが行う管理については費用が高いことが多いこと、管理のノウハウが乏しい会社もあることがあり、建設から数年たつと管理会社の変更する例が見受けられる。
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