加盟と提携の違い

加盟と提携の違い

- 概要 -

加盟は何らかの組織・団体に加入することをいい、提携とは他のものと互いに助け合いをしながら合同で事業などを行うことをいう。

- 詳しい解説 -

加盟とは何らかの団体や組織、盟約に加入することをいう。特に加入する団体の名称が〜連盟などの盟の字がつく団体に加入する場合はほとんどの場合加盟という。例として国際連盟などがある。

加盟という場合、店頭にある「加盟店」というのが最も親しみのある語であるが、これはその商店がなんらかの組織・団体に加盟していることを示している。よくあるのが、クレジットカードの加盟店であるという表示であるが、これはその商店がクレジットカード決済ができるグループに属しており、カード決済や優待というサービスが受けられることを意味している。

提携は提携する両者が互いに共同して物事を進めること、事業をすることを意味している。例えば企業同士の提携であれば、互いの得意な分野を生かした事業を展開したり、逆に苦手分野を提携先の技術や知識、組織を利用してカバーしあうことを言う。英語でタイアップともいう。

加盟は1対複数(組織)のつながりで、上部組織への参加という意味合いがあるが、提携は基本的に1対1のつながりであり、両者は対等である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。