合唱と斉唱の違い

合唱と斉唱の違い

- 概要 -

合唱はいくつかのパートに分かれた曲を複数の人で歌う形式のことを言う。斉唱は同じ旋律の曲を複数の人で歌うことをいう。

- 詳しい解説 -

合唱も斉唱も複数の人で同じ曲を歌う形式の演奏である。

合唱は、複数の声部に分かれているそれぞれのパートをそれぞれの歌い手が歌う形式の音楽である。コーラスとも呼ばれる。合唱においては、それぞれの声部は異なる旋律を歌い、各声部の旋律が重なることで独特の美しさを出している。

合唱ではパートの数により、二部合唱(パートが二つ)、三部合唱(パートが三つ)などがある。女性だけで歌う場合は女声合唱、男性だけで歌う場合は男声合唱という。女性三部であれば、ソプラノ、メゾソプラノ、アルトの3パート、男性三部であればテノール、バリトン、バスの3パートで歌われることが多い。

斉唱とは、同じ旋律を多くの人が一緒に歌うことをいう。ユニゾンともいう。各パートに分かれて歌うような合唱曲の中であっても、全パートまたは複数のパートが同じ旋律を歌うのであれば、その部分は斉唱である。
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