活字体とブロック体の違い
- 概要 -
活字体とは、印刷の活字をまねた書体のことをいい、ブロック体とは、アルファベットフォントの一形態で一文字ずつ独立した書体をいう。
- 詳しい解説 -
活字体とは、筆記体に対して、活字をまねた書体のことをいう。アルファベットを書くときの筆記体や日本語筆記における行書体のように、一文字一文字をひとつながりのように書く書体があるが、活字体はそれに対する対義語である。つまり、新聞や雑誌のような印刷物に活字で印刷されているように、一文字一文字をくっつけずに離して書く書体のことをいう。
ブロック体とは、アルファベットフォントの一形態で一文字ずつ独立した書体をいう。上記活字体と同様に、筆記体との対義語として使われる。そのため、活字体とブロック体はほぼ同義と考えて良い。しかし、活字体が一字一字独立して手で書くものの総称として使われるのに対して、ブロック体は英語などのアルファベットを手書きする際のほかに印刷する際の両方のシチュエーションで用いられる。なぜなら、一字一字独立して印刷してあるのはすでに「活字」であるから活字体とは言わないからである。
ちなみに、日本語を活字体で手書きする、という場合は「楷書で書く」というのが適切だ。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。