外部と部外の違い

外部と部外の違い

- 概要 -

外部とは何かの外側のことを意味している。集団や組織であれば、その集団や組織以外のことをいう。部外とは、ある組織や団体に関係がないことを言う。

- 詳しい解説 -

外部とはなにかの外側のことを言う。そこから、組織や団体のそとのことをも外部という。例えば、「外部の監査員会」といえば、ある組織にの内部ではない監査委員会という意味である。「業務の外部委託」であれば、業務は会社などの内部ではなく、他社に依頼するということになる。

部外とは、その組織や団体、機構などに関係のないという意味である。「部外者」といえば、その組織に属している人ではない、関係のない人という意味になる。書類に「部外秘」とあれば、会社の社員にはその内容について話したり、コピーを渡したりしてもよいが、部外、つまり組織に関係のないところには秘密にしなければならないということである。

外部も部外も「その組織等の外、関わりのないところ」という意味で共通して使われることもあるが、外部は単に外であることを意味するのに対して、部外の場合は外でありかつ関係がないという意味を含んでいる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。