改装とリニューアルの違い

改装とリニューアルの違い

- 概要 -

改装は建物の内装や外装などを新しいものに入れ替えることをいい、リニューアルは新しいものを入れ替えるが、その対象は建物に限らない。

- 詳しい解説 -

改装とは、主に建物について、その外部や内部、設備などを新しくし直すことをいう。単に家具や什器を移動させるだけの場合は模様替えといわれる作業となるが、改装の場合は、内部であれば壁紙や床材、建具などの入れ替えが行われたり、外部であれば壁や屋根、看板などの外観を新しく変えるものであり、一般的に専門の業者による工事(改装工事)が行われる。

リニューアルも改装同様何かを新しく変えること、一新することを意味しているが、改装が主に建築物について言われるのに対して、リニューアルは建築物に限らない。ある店舗の内装を変える工事を行った場合、それは改装ともいえるし、リニューアルといってもよい。しかし、ある商品の原材料比率や味を一新した場合については、商品のリニューアルと言うことができるが、改装とは言えない。

ただし、装の字がついていることからもわかるように、何かの包装や本の装丁などのパッケージを変える場合は改装ということもできる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。