解析と考察の違い
- 概要 -
考察は物事をよく調べて、充分に考えを巡らせること自体を言い、解析は物事をよく調べて理論的に明らかにすることをいう。
- 詳しい解説 -
考察は、何らかの物事についてその本質や理由、道理を明らかにするために、よく調べて考えることをいう。一方解析は、物事の成り立ちを理論的組織的に分析することで客観的に本質を明らかにすることをいう。
考察が何かの物ごとについて考えることそれ自体をいい、その考察によって何らかの結果が得られたかどうか、対象の道理が明らかになったかどうかについてまでは求められていない。しかし、解析の場合は対象についての分析を行い、ある程度の結果が得られていることが多い。
また、解析は何らかの対象についてコンピューターや数値、各種データなどの客観的なものに基づいた推論などから理論的に物事を研究していくものである。そのため、考察が個々の思考内部から発展するのに対して、解析はその推論の発展の過程が客観的に外部からとらえることができる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。