おとついとおとといの違い
- 概要 -
おとといもおとついもどちらも「一昨日」のことを表している。東日本ではおととい、西日本ではおとついの方をよく使う傾向がある。
- 詳しい解説 -
おとといもおとついも一昨日、二日前のことを意味している。おとといは東日本で、おとついは西日本でよく使われる傾向がある。よく江戸前の落語では「二度と来るな」という捨て台詞が「おととい来やがれ」となるが、「おとつい来やがれ」とはならない。
語源は「遠つ日(とおつひ)」であり、旧仮名遣いでは「をとつひ」を表記されていた。すなわち「おとつい」の方が歴史的には古く、「おととい」はそれが転化したものである。
英語においては、the day before yesterday であり、中国語では、前天、ドイツ語ではvorgesternである。
ちなみに、上記の「おととい来やがれ」であるが、英語ではCome when two Sundays meet.となる。二つの日曜日が来たらおいで、という意味になるが、そんなことは起こらないので、二度と来るな、という意味になる。
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