大麦と米の違い

大麦と米の違い

- 概要 -

どちらもイネ科の一年草であるが、収穫期近くになっても穂が垂れないのが大麦、穂が垂れさがってくるのが稲で米は稲の実を殻(もみ殻)を取り去ったものを言う。

- 詳しい解説 -

大麦はイネ科の一年草で細長い葉をつけ、高さ1メートル弱に成長する。収穫期が近くなると5〜10センチ程度の花穂を出し、先端に実をつけるが、穂は垂れることがなく垂直のままである。大麦は麦茶に使われるほか、ご飯に混ぜて食べたり、発芽させた麦(麦芽、モルトという)をビールの醸造に使用したりしている。

米はイネ科の一年草で、麦と同じく細長い葉をもち、高さ80〜1メートル程度に成長する植物である。稲は生長すると次第に穂に詰まった実の重みで穂が下を向き始める。これが大麦のとの違いである。米は稲の実から殻(もみ殻)を取り去ったもののことをいい、日本をはじめ、主にアジア地域の人々の主食である。

大麦と米の栄養価の違いは、大麦が精白された米よりも食物繊維が多く約17倍、カルシウムが約3倍、カリウムも米の約2倍であり、栄養価に富んでいることがあげられる。さらに食物繊維についても、便通をよくする不溶性の食物繊維と血糖値を改善させる水溶性の食物繊維がバランスよく含まれている。ただ、米ほどの吸水性はないため、米のように炊飯器で調理する場合は、平たく加工された押し麦を用いる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。