エホバとクリスチャンの違い
- 概要 -
エホバはキリスト教の神の名前であり、キリスト教系の宗教の一派の団体であるエホバの証人の略称でもある。クリスチャンは単にキリスト教徒のことをいうだけである。
- 詳しい解説 -
エホバはキリスト教の聖典である旧約聖書に出てくる唯一神 の名前を日本語読みしたものである。現在では研究が進み、ヤハウェと発音するのが原音に近いとされる。また、キリスト教系の宗教の一派であるエホバの証人という団体の略称でもある。
エホバの証人とは、アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグで創設されたキリスト教系の宗教組織であり、全世界に信者がおり、日本でも活動を行なっている。クリスチャンとは、単にキリスト教徒のことを言った英語christianのことである。ではエホバの証人の信者もクリスチャンと呼ばれるかと言うと、難しいところがある。それは、エホバの証人ではキリスト教の基本信条を否定しており、そのため異端扱いを受けているためである。また、日本国内では、いわゆるキリスト教ではなく、その系統の新宗教という扱いをされるため外部的にはクリスチャンとは呼ばないのが一般的である。
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