咽頭と喉頭の違い
- 概要 -
咽頭は鼻腔の奥から食道の入り口のことを言い、喉頭は咽頭より下の気管につながる部分で声帯がある部分のことを言う。
- 詳しい解説 -
咽頭とは鼻腔から始まり、口腔の奥にある管状の組織で食道の入り口まで続き、頚椎の前側にある。平均で１２センチ程度の長さがある。咽頭はさらに上咽頭、中咽頭、下咽頭の３つの部分に分けられる。上咽頭は鼻腔の奥の部分、下咽頭は食道に近い部分で中咽頭はその中間にあたる。
喉頭は下咽頭の前側にあたる部分で、咽頭から気管の始まりまでの部分を言う。ちょうど食道と気道がわかれる場所で、甲状軟骨などの６つの軟骨で囲まれており、声帯が含まれる。人体の正面から見るといわゆる喉仏の中側にあたり、ものを飲み込んだ時に上下に動く。
鼻から吸った空気は上咽頭、中咽頭を通り、喉頭から気管へ入る。口からたべた食べ物は口腔、中咽頭を通り、下咽頭から食道へ入る。
大まかな理解としてはのどの上部が咽頭、下部の声帯があるところが喉頭と考えておいて間違いない。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味？ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・！そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。
