インテリとオタクの違い

インテリとオタクの違い

- 概要 -

インテリは知識階級の人を指すロシア語由来の言葉で、オタクはアニメなどの特定の分野の熱烈な愛好者を指す日本語由来の言葉。

- 詳しい解説 -

インテリはロシア語のインテリゲンチア(intelligentsiya)を語源とする。この語は19世紀の帝政ロシアにおいて自由主義的で知識教養を持ち合わせた知的労働者階級のことを意味していた。現在では、知的労働に携わる知識階層のことを意味するようになり、さらに広く知的な人、教養がある人、高学歴な人のことも指す。

オタクはもともとはアニメや漫画などの熱烈な愛好家が、相手に対して「お宅、どんなビデオもってるの?」と聞いていたことからアニメなどの愛好者を「お宅」と呼ぶようになったことから使われた言葉。オタクという言葉が社会的に認知されるようになると、対象分野もアニメに限らず、アイドル、SF、コンピューター、鉄道など幅広く、現在では「ある分野に詳しい人、ある分野の趣味が他の人よりも深い人」をオタクと呼称するようになった。それとともに、以前ではオタクは甚だしくマイナスなイメージがあったが、現在では軽減され、女性の中でも自称する人も多い。

インテリが単に知識教養のある人を指すのに対し、オタクは特定の分野の知識が深い人を指す。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。