アンケートとヒアリングの違い

アンケートとヒアリングの違い

- 概要 -

どちらも他人に対して意見を聞くことであるが、アンケートはフランス語由来のもの、ヒアリングは英語由来のものである。

- 詳しい解説 -

ヒアリングは英語のhearingが由来で最も多く使われるのは学校などの現場で外国語の聞き取りテストのこととしてでである。会社などでは英語の公聴会の意味から意見の聞き取りを行うことを広くヒアリング(ヒヤリングとも)という。ただこれは和製英語の傾向があり、英語圏でhearingというと一番最初にイメージされるのは聴力・聴覚のことであるため、きっちり公聴会と表現したいときにはpublic hearingとすると誤解がない。

アンケートはフランス語のenqu?teが由来で、他の人の意見を調査するもののことを言う。一般的には対象が複数〜多数で、調査の目的によって不特定多数の一般人であったり、その分野の専門家であったりする。質問の内容はヒアリングが一人ひとり違う質問であることもあるが、アンケートにおいては一定の形式、一定の質問項目で同じ形式で意見聴取を行うことに特徴がある。これは、多数の人の意見を単一様式で公平に録取することで統計学的な情報処理ができること、そしてその結果からある種の仮説を立てることができるからである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。