空き家と廃屋の違い

空き家と廃屋の違い

- 概要 -

すでに人が住んでいない家屋のことを空き家といい、廃屋は人が住んでいない上に荒れ果てている家屋を言う。

- 詳しい解説 -

空き家は単純に人が現在住んでいない家屋のことを指す。新築であっても人が住んでいない限り空き家となる。

廃屋は多くの場合、以前人が住んでいたが現在は住む人がおらず、荒れ果ててしまった家屋を言う。

空き家が基本的には家屋のコンディションは限定せずに人が住んでいないという一点をもって定義されるが、実際上その根底には人が明日にでも住み始めることができるという状態を念頭に置いている。例えば、借家であれば賃貸契約が済めばすぐにでも住めるようにライフライン等があるものが一般的には空き家と呼称される。ところが、廃屋はすでに人が住める程度を大きく超えた老朽化等が進んで、ライフラインはおろか屋根や柱、窓、扉などの家屋としての基本構造が痛んでる「あばらや」を言うことが多い。昨日まで人が住んでいた家屋でも大地震などで大きく破壊され人が住めないほどに荒れ果ててしまい、住人も退去したたものは廃屋と呼称しても差し支えない。
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