養子と養女の違い

養子と養女の違い

- 概要 -

養子とは、養子縁組行う事によって嫡出子と同じ身分になった者の事、もしくは養子縁組そのものを指す場合がある。養女とは、養子縁組を行う事によって子となった女子の事である。

- 詳しい解説 -

養子とは、養子縁組行う事によって嫡出子と同じ身分になった者の事、もしくは養子縁組そのものを指す場合がある。反対語は「実子」。民法上では、男子であっても女子であっても「養子」で統一されている。その為、「養女」とは違い、男子・女子両方を意味する。

養女とは、養子縁組を行う事によって子となった女子の事である。「養子」とは違い、男子の場合は養女とは言わずに養子と呼ぶ。養子の男のみを表す言葉が無いのは、そもそも養子縁組自体が、跡継ぎ(跡取り息子)のいない「家」の断絶を避ける為のものであった為、通常養子と言えば当然嫁に行ってしまう女ではなく、家を継ぐ事が出来る男であったというのが原因で、女子の養子は珍しかった。養女とは、後から出来た言葉である。
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