婿と嫁の違い
- 概要 -
婿とは、娘の夫となる男性、もしくは既に夫になっている男性の事で、嫁とは、息子の妻となる女性、もしくは既に妻になっている女性の事である。
- 詳しい解説 -
婿とは、娘の夫となる男性、もしくは既に夫になっている男性の事である。特に女性側の籍に入った（名前を女性側にするだけでなく女性の親と養子縁組をする）男性を指して呼ぶ場合が多く、その場合は「婿養子」とも呼ばれる。日本は女性が男性の「家」に合わせなければいけないという風習が根強く残っているせいか、「嫁」に比べるとあまり使われる事が無い呼び方である。
嫁とは、息子の妻となる女性、もしくは既に妻になっている女性の事である。本来の意味からすると間違った呼び方だが、男性が妻の事を話す時には「嫁」と呼ぶ事は一般的で、誰もわざわざ指摘しない。女性が夫の事を話す時は「旦那」や「主人」、「夫」と呼ぶ事が多く、「婿」と言う事は無い。「嫁姑」「嫁いびり」「秋茄子は嫁に食わすな」「冬の火は嫁に焚かせよ」等、「婿」には無い、何とも言えない様な言葉が沢山ある。
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