ほとんどとめったにの違い

ほとんどとめったにの違い

- 概要 -

ほとんどとは、全部とまではいかないが、ほぼそれに近い位の量や割合を意味したり、打消しの言葉を後ろにつけて「まったくと言っていい程・・・ない」という意味で用いられる。めったにとは、とても頻度が少ない事を意味し、後ろに必ず否定の語がセットで付く。

- 詳しい解説 -

ほとんどとは、全部とまではいかないが、ほぼそれに近い位、おおかた、という、「量や割合」を意味したり、打消しの言葉を後ろにつけて「まったくと言っていい程・・・ない」という意味で用いられる。この場合は量や割合だけでなく、「少ない頻度」を表す意味でも使える。例えば「うちの会社の社員はほとんど男性だ」「昨日からほとんど寝ていないから眠くて仕方が無い」「頑張って用意していた食べ物はほとんど手がつけられなかった」「学校にはほとんど行っていない」といった使い方をする。

めったにとは、とても頻度が少ない事を意味し、後ろに必ず否定の語がセットで付く。「ほとんど」とは違い、「少ない頻度」を表す為にのみ用いられる。「こんな機会はめったに巡ってはこないぞ」「めったにお目にかかれない貴重な代物」といった使い方をする。
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