春小麦と冬小麦の違い
- 概要 -
春小麦とは、春に種まきを行い、秋頃に収穫を行う小麦の事で、冬小麦とは、冬に種まきを行い、翌年の夏頃に収穫を行う小麦の事である。どちらも種を蒔く時期の違いであり、品種の違いでは無い。
- 詳しい解説 -
春小麦(春まき小麦)とは、春に種まきを行い、秋頃に収穫を行う小麦の事である。小麦は寒さに強いものだが、氷点下を下回る様な厳しい気候では越冬出来ない為、アメリカ北部等の高緯度の寒冷地では春まきする事になる。生育期間が短い分、収穫量は冬小麦の3分の2程になる。だが、グルテンが多く、パン性には優れており良いパンを作る事が出来る。
冬小麦(冬まき小麦)とは、秋から冬に種まきを行い、翌年の夏頃に収穫を行う小麦の事である。小麦の芽が越冬出来る様な、アメリカ中部等の温暖な気候で栽培する際に行われる。世界的に見ると春小麦より冬小麦が圧倒的に多く栽培されている。春小麦に比べるとグルテンが少なく、柔らかい特徴を持っている。
どちらも種を蒔く時期の違いであり、品種の違いでは無い。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。