已にと既にの違い

已にと既にの違い

- 概要 -

「已に」「既に」のどちらも、ある事柄が以前に起こっていたり、もう済んでしまっているという状態を表す言葉である。

- 詳しい解説 -

「已に」「既に」のどちらも、ある事柄が以前に起こっていたり、もう済んでしまっているという状態を表す言葉である。また、早くもそういう状態になってしまっている事であったり、まぎれもない様を表す事もある。特に使い分けはされておらず、一般的によく用いられているのは「已に」ではなく、「既に」の方である。PCの文字変換でも「已に」は普通の操作では出てこず、「既に」は特別な事をせずとも入力が可能である。

「私が気付いた時には、既に手遅れだったんだ」「既に彼らは準備を進めているぞ」「時既に遅しってやつだ」「あなたも既に、彼が犯人である事にうすうす気づいているのではありませんか?」「このアンケート結果が、既にこの組織の隠ぺい体質を顕著に表していると言えるだろう」といった使い方をする。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。