デンプンと糖の違い

デンプンと糖の違い

- 概要 -

デンプンとは、植物が光合成する際に二酸化炭素と水を原料として作られる、ブドウ糖が縮合してできた多糖類の事で、炭水化物の一種である。糖とは、果糖やオリゴ糖、麦芽糖、ブドウ糖等の総称で、単糖類も多糖類も含む。

- 詳しい解説 -

デンプンとは、植物が光合成する際に二酸化炭素と水を原料として作られる、ブドウ糖が縮合してできた多糖類の事で、炭水化物の一種である。主食としてデンプンはエネルギー効率が良く、とても優れている。無味無臭で、水と一緒にあたためると糊状になる。食べる時の消化吸収までの過程で考えると、口内に入り唾液の中に含まれるアミラーゼによって麦芽糖に分解され、小腸でさらにブドウ糖にまで分解され、やっと吸収される。

糖とは、果糖やオリゴ糖、麦芽糖、ブドウ糖等の総称で、単糖類も多糖類も含む。それ以上加水分解出来ない糖の最小単位が単糖類と呼ばれ、加水分解すると単糖類を多数生じる糖の事を多糖類と呼ぶ。構造が単純である程素早く吸収される(単糖類→二糖類→多糖類の順に早い)。
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