テロと紛争の違い
- 概要 -
テロとは、テロリズムの略称で、暴力行為や破壊活動、脅迫等といった形で政治的な主張を行う事で、個人が行う場合と組織的に行われるものがある。紛争とは、問題をめぐって意見の対立する国や団体といった大きな集団同士が争う事である。
- 詳しい解説 -
テロとは、テロリズムの略称で、暴力行為や破壊活動、脅迫等といった形で政治的な主張を行う事である。主に政治的に対立する相手に見せしめ・恐怖心を与える目的として行われる事が多いが、全く関係の無い者が巻き込まれてしまう事も多い。一方的で、かつ間接的（被害者が全く関係の無い者である等）な場合がある点が紛争とは違う。スラングで、予期せぬ時にいきなり投下され心の平安を乱されてしまう様なものをテロとし、空腹時に投下される美味そうな写真を飯テロ、見たくもないのに延々と結婚準備等に関する投稿をＳＮＳに流される事を婚テロと呼んだりする。
紛争とは、問題をめぐって意見の対立する国や団体といった大きな集団同士が争う事である。「戦争」と呼ぶ程では無い規模のものを指す。テロとは違い、政治的なものだけではなく、経済的なものや、宗教、民族的な事でもめる事を指す場合もあり、必ずしも武力を用いるものではない。また、一方的なものではなく、両方が闘う姿勢である点が違う。
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