チーズと発酵バターの違い
- 概要 -
チーズとは、牛や羊の乳に乳酸菌や消化酵素を加えて凝固させた後、発酵させて、更に微生物を利用し熟成させた乳製品の事。発酵バターとは、生乳を分離して得るクリームを乳酸菌で発酵させてから撹拌し、脂肪分を固めた乳製品の事。
- 詳しい解説 -
チーズとは、牛や羊の乳に乳酸菌や消化酵素を加えて凝固させた後、発酵させて、更に微生物を利用し熟成させた乳製品の事である。発酵バターとは違い、主成分はタンパク質で、脂肪分だけでなくビタミン、ミネラル等を豊富に含んでおり、栄養価が高い。発酵させているもの（ナチュラル）と、そうでないもの（フレッシュ）がある。
発酵バターとは、生乳を分離して得るクリームを乳酸菌で半日以上かけて発酵させてから撹拌し、脂肪分を固めた乳製品の事。最初に生乳を分離する分、分離せずにそのまま使うチーズに比べるとタンパク質等の栄養が少なく、主成分は脂肪分である。チーズとは違い、発酵バターは必ず発酵させた物を指す。また、チーズの様に消化酵素（レンネット）等を用いずに練圧操作で塊状にしている。非発酵のバターよりも独特の風味とコクがある。
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