白玉粉ともち粉の違い
- 概要 -
白玉粉とは、もち米を水洗いして水に浸して吸水させた後に、臼等で水を加えながら細かく砕き、沈殿したものを乾燥させた粉の事である。もち粉とは、もち米を洗って乾燥させた後に細かく挽いたものの事である。
- 詳しい解説 -
白玉粉とは、もち米を水洗いして水に浸して吸水させた後に、臼等で水を加えながら細かく砕き、沈殿したものを乾燥させた粉の事である。昔は寒中に作ったので「寒晒し粉（かんざらしこ）」とも呼ばれる。白玉団子を作る時や、練り物等に用いられる。もち米よりも繊維やタンパク質がそぎ落とされ、でんぷんが多い状態になっている為、味は非常に淡泊になっている。もち粉と同じ原料だが、加工に手がかかっている分、もち粉よりもなめらかなきめ細かい粉で、つるんとした滑らかな食感とつやのある団子を作る事が出来る。
もち粉とは、もち米を洗って乾燥させた後に細かく挽いたものの事である。団子や大福を作る以外にも、ホットケーキやパン、マフィン等に加えると、もちもち感がアップした物を作る事が出来る。ただし、団子等食感や舌触りを重視する物は、白玉粉の方がなめらかな物が出来る為、使い分けをすると良い。
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