私法と民法の違い

私法と民法の違い

- 概要 -

私法とは、人と人との関係について規定された法律の事で、「民法」や「商法」の総称である。主に個人の権利や義務等の法律関係を規定している。民法とは、「私法の中で一般的なものを定めたもの」で、つまり私法の一部である。

- 詳しい解説 -

私法とは、人と人との関係(一個人同士)について規定された法律の事で、「民法」や「商法」の総称である。主に個人の権利や義務等の法律関係を規定している。反対に「公法」というものがあり、こちらは「国や地方公共団体と国民」の関係を規律したものになっている。

民法とは、「私法の中で一般的なものを定めたもの(人や場所を特定しない一般法)」で、つまり私法の一部である。私法の基本的規定で、「総則」「債権」「物件」「親族」「相続」の五編からなるもの。簡単に言うと、結婚や離婚、遺産などの相続の問題や、物の売買や借金を返してもらう権利や方法、自分の物を他の人に侵害されない権利等、日常生活で起こりうる問題の解決方法や決まりを事前に定めておいてあるものである。民法は「実体法(ルール)」であり、「手続法(ルールに従って実現する為の手続きについての決まり)」と区別される。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。