五月と皐月の違い
- 概要 -
五月とは、新暦（グレゴリオ歴）の５番目の月の事である。皐月（さつき）とは、旧暦の五月の別称で、グレゴリオ歴が採用されるまで日本では五月と呼ばずに皐月の方を用いていた。
- 詳しい解説 -
五月とは、新暦（グレゴリオ歴）の５番目の月の事である。１日から３１日まで存在する。４月に新生活が始まる日本においては、そういった慌ただしさも落ち着いてきた季節で、それ故に「五月病」なる鬱に陥ってしまう人も出てきやすい時期といわれている。旧暦の５月は梅雨の時期だった為、「五月雨（さみだれ）」や「五月晴れ（さつきばれ・梅雨の合間の晴れの日）」というように、雨に関係する言葉が作られた。
皐月（さつき）とは、旧暦の五月の別称で、グレゴリオ歴が採用されるまで日本では五月と呼ばずに皐月の方を用いていた。和風月名（わふうげつめい）の一種で、日本独自の呼び方である。旧暦を元にしていた為、実際には現在の五月とは違って、５月下旬から７月上旬頃を表していたと考えられる。現在は五月の別の呼び方として用いられる。
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