五月雨と時雨の違い

五月雨と時雨の違い

- 概要 -

五月雨(さみだれ)とは、陰暦の五月頃(現代では5月下旬〜7月上旬)に、長い間降り続く雨の事である。時雨(しぐれ)とは、晩秋から初冬頃に一時的に降る通り雨の事である。

- 詳しい解説 -

五月雨(さみだれ)とは、陰暦の五月頃(現代では5月下旬〜7月上旬)に、長い間降り続く雨の事である。「さつきあめ」と呼ぶ事もある。梅雨をあらわしている為、北海道等梅雨の無い所では起きない。(蝦夷梅雨はあるが、本州の梅雨とは別物)その他、だらだらと続く事の例えとしても用いられ、例えば「五月雨式の催促の電話」「五月雨攻撃」といった使い方をする。特に一括で終わらずに途中少し途切れつつも長く続く、休む暇が無い様なニュアンスで用いられる。

時雨(しぐれ・じう)とは、晩秋から初冬頃に一時的に降る通り雨の事である。五月雨とは違って、日本の各地でみられるものである。降ったり止んだりを繰り返す事が多く、またその雨の量は、さほど多くは無いのが特徴である。
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