国会と帝国議会の違い
- 概要 -
国会とは、日本国憲法下の議会の事で、衆議院と参議院の2院で構成されている。帝国議会とは、大日本帝国憲法下の議会の事で、貴族院と衆議院の2院で構成されている。
- 詳しい解説 -
国会とは、日本国憲法下の議会の事で、衆議院と参議院の2院で構成されている。国権の最高機関にして、唯一の立法機関である。「帝国議会」とは違い、議員を選ぶための選挙では、身分や男女関係なく立候補する事が出来る。参議院は、衆議院の審議に問題があればそれを補正し、行き過ぎる事を抑制する役目にあたる。
帝国議会とは、大日本帝国憲法下の議会の事で、貴族院と衆議院の2院で構成されている。1890年に開設され、日本国憲法が実施されてからは国会がこれにかわっている。貴族院の議員は選挙で選ぶのではなく、皇族や華族議員と勅撰議員、多額納税者等で構成されており、身分や資産が重要となっている。衆議院の議員は、25歳以上の男子のみが公選によって選ばれていた。貴族院も国会の参議院同様、衆議院で可決された物を補正する様な立場であったが、参議院以上に衆議院の法案の通過を妨げた(通過しなかった)とされている。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。