護国神社と靖国神社の違い
- 概要 -
護国神社とは、戦争殉職者をまつっている神社の事で、指定護国神社と、指定外護国神社が全国に存在する。靖国神社とは、東京都千代田区にある元別格官幣社（神社の社格の一つで国家のために功労のあった人臣を祭神とする）で、A級戦犯も戦没者と合祀されている為、首相や閣僚が参拝する度、中国・韓国との摩擦が起きる。
- 詳しい解説 -
護国神社とは、戦争殉職者をまつっている神社の事で、１府県１社が原則である府県社相当の社格である指定護国神社と、村社相当の社格である指定外護国神社が全国に存在する。第二次世界大戦後に、神社本庁傘下の宗教法人となっている。戦争殉職者と、公務災害による死者（自衛隊や自衛隊関係者）が合祀されている為、問題となった。表向き靖国神社とは関係が無いとされ、外国からの各種批判・国内の関心も靖国にのみ向かっている。
靖国神社とは、東京都千代田区にある元別格官幣社（神社の社格の一つで国家のために功労のあった人臣を祭神とする）で、現在は単立宗教法人である。A級戦犯（侵略戦争を計画・準備・遂行した罪を犯したとされる東条英機以下２８名）も戦没者と合祀されている為、首相や閣僚が参拝する度（これを靖国神社参拝と呼ぶ）、「日本は軍国主義を賛美している」として、中国・韓国との摩擦が起きる。
どちらも政教分離の原則に抵触するという指摘がある。
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