県議会議員と市議会議員の違い

-　詳しい解説　-

県議会議員とは、県議とも呼ばれ、県政を担う議員の事である。市議会よりも規模が大きく、より俯瞰して物事を見る必要があり、報酬も市議より高いのが一般的であるが、これは地方差が大きい。与党がガッチリと決まっている様な所では、議会はセレモニー的な形だけのものになりがちである。規模が大きいだけに、市議会よりも票を集めねばならず、選挙はよりしっかりとした対策が必要となる。

市議会議員とは、市議とも呼ばれ、市政を担う議員の事である。県議会よりも、より地元に密着した内容を議題にあげて話し合う事が多く、報酬は県議に比べると低い場合が多い。田舎だと人口が少なく、無党派層の若者は選挙にまず行かない為、親戚が多ければ当選出来るという事も「半分」冗談で言われている程である。その為選挙対策は県議会議員に比べると容易であるとされる。

どちらもその都市出身で無くても当選出来るのは、号泣議員の「縁も所縁もない西宮市民の皆様にぃ〜！」という発言からも知れ渡っている。また、県や市の職員では無い為、副業（本業の継続）も可能で、本気で議員として頑張っている人もいれば、片手間に議員をやっている税金泥棒も存在する。