共和国と君主国の違い
- 概要 -
共和国とは、主権が国民にある共和制によって治められている国の事で、君主は存在しない。君主国とは、王等の君主によって治められている国、もしくは政治的な権力はあまり持っていないが象徴的に君主を置いている国の事である。
- 詳しい解説 -
共和国とは、主権が国民にある共和制によって治められている国の事で、君主は存在しない。国家元首は国民の中から選挙で選ばれる。その為間接的にとはいえ国民が国を動かしている国という事になる。元首は大統領と呼ばれる。政治は民主主義を基本として行われるのが普通だが、その実態は独裁政治である国も存在する。
君主国とは、王等の君主によって治められている国、もしくは政治的な権力はあまり持っていないが象徴的に君主を置いている国の事である。君主は世襲制によって引き継がれていき、一人の君主が終身で国を統治する。共和国の様に国民の中から選ぶという事は無く、また任期も無い。日本は天皇を君主とする為、君主国に分類されるが、実際は天皇が政治に対して何らかの影響を与える事は出来ず、その国の君主の権力に関係無く君主を置いていればとりあえず君主国と分類されている。
この様に、共和国であるから民主的、君主国であるから独裁的と簡単に分類する事は出来ないものである。
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