協定と協約の違い
- 概要 -
協定とは、同業者の間や国家同士の間で、余計な紛争や競争等を避けるために話し合った取り決めや約束事の事である。協約とは、当事者間で協議をして約束する事やその内容の事で、互いの利益となる内容である事が多い。
- 詳しい解説 -
協定とは、同業者の間や国家同士の間で、余計な紛争や競争等を避けるために話し合った取り決めや約束事の事である。協約と違い、互いの利益の為というよりは、何か問題が起きた時の為にその対応を事前に決めておくものというニュアンスが強い。条約より厳密な形式をとらないものとされている。
協約とは、当事者間で協議をして約束する事やその内容の事で、互いの利益となる内容である事が多い。協定同様国家間で取り決める事もあるが、協定とは違って内容を外に公表する義務はないものである。協定が文書でのやりとりで取り決められるのに対し、協約はじっくり協議しているというニュアンスがある。
協定と協約、どちらも条約と同じ扱いであるか、条約よりも内容の細かくないものであったり、条約を元に後から取り決めされたものである場合が多く、そこまで厳密に使い分けされている訳では無い。
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