義父と養父の違い
- 概要 -
義父とは、結婚した配偶者の父親や、継父や養父等といった、義理の父の事である。養父とは、養子縁組によって父親となった、血の繋がりの無い義理の父の事である。
- 詳しい解説 -
義父とは、結婚した配偶者の父親や、継父や養父等といった、義理の父の事の総称である。その為、「養父」よりも幅広い例をカバーする呼び方になる。養子縁組をしていない、配偶者の父親(舅)や継父が亡くなっても、その遺産の相続権は無いが、養子縁組をしている「養父」の場合は相続権が発生する。
養父とは、養子縁組によって父親となった、血の繋がりの無い義理の父の事である。養子縁組をしている為、養父が死亡した際には子に相続権が発生し、また、養父と実母が離婚したとしても子に対して養育費を支払う義務が発生する。実母が新しい夫を迎えて再婚したが、母親の連れ子と養子縁組をしない場合は「継父」となり、子を養ったり遺産をやったり、離婚後養育費を支払う義務は無い。
どちらの場合も反対語は「実父」である。
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