釡と炊飯ジャーの違い
- 概要 -
釜とは、ご飯を炊いたりお湯を沸かしたりする為のおかまそのものの事である。炊飯ジャーとは、炊飯機能と保温機能の両方を備えた炊飯器の事である。
- 詳しい解説 -
釜とは、ご飯を炊いたりお湯を沸かしたりする為のおかまそのものの事である。昔ながらの釜であれば、かまどの上に乗せて、火をくべてそれを熱源としてお米を炊いた。主に金属製で、まれに土製のものも存在する。茶道でお湯を沸かす為に使うものは茶釜と呼ばれる。
炊飯ジャーとは、炊飯機能と保温機能の両方を備えた炊飯器の事である。釜が薪等を燃やして熱源とするのに対し、炊飯ジャーは電気が熱源となる。ガス式のものは保温機能が無い為、炊飯ジャーには含まれない。昔は保温機能のあるものとないものが混在していた為、保温機能のある物だと分かる様にジャーと名前に付けていたが、現在では保温機能は当たり前の機能の一つの為、炊飯器という名前でもほぼ保温機能は標準で入っている。釜で炊いた米に比べると味は劣ると言われていて、炊飯ジャーの宣伝文句も、「まるで羽釜で炊いた米の様な味」といった感じの物がよく見受けられる。
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