活字と文字の違い
- 概要 -
活字とは、活版印刷で使用する凸形の版の事、もしくはそれによって印刷された文字や文章の事である。文字とは、言葉を視覚的に理解出来る様に記号・図式化したものの事である。
- 詳しい解説 -
活字とは、活版印刷で使用する凸形の版の事、もしくはそれによって印刷された文字や文章の事である。通常は金属で一文字ずつ作られており、それを作りたい文章にあわせて組み合わせて版を作る。活字が無くても大量印刷が可能になった現代においては、あまり見る事は出来なくなったが、デジタルデータを印刷するのとは違った味わいがある表現が出来る為、一部の者には人気がある。本や新聞といった印刷された文章を読む時間が少なく辛い、もっと読みたいと思う事を「活字に飢える」「活字中毒」等と表現する。
文字とは、言葉を視覚的に理解出来る様に記号・図式化したものの事である。ただ、言語が国によって違う様に、文字も言語に合せて他文化圏とは変わってしまう為、内容を理解出来るのは同じ文化圏の者か、その言語を母国語とは別に学んでいる者に限定される。漢字の様に文字そのものが個別の意味をもつものと、その文字自体は意味を持たずに表現するのは音だけで、他の文字と組み合わせる事によって意味ある単語や文章を表現するものがある。活字とは違って、手描きのものも印刷したもの含まれる。
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