華人と漢族の違い

華人と漢族の違い

- 概要 -

華人とは、中国以外の国に住んでおり、現地の国籍を取得している中国系の移住者の事である。漢族とは、中国の9割を占める民族の事である。

- 詳しい解説 -

華人とは、中国以外の国に住んでおり、現地の国籍を取得している中国系の移住者の事である。同じ移住者でも中国籍のままの場合は華僑(かきょう)と呼ばれて区別される場合がある。

漢族とは、中国の9割を占める民族の事である。つまり、世界最大の人口を持つ民族と言える。漢民族、漢人と呼ぶ事もある。純粋に漢族という一つの民族なのかといえば実際のところはそうではなく、長い歴史の中、複数の民族が中国内で統合されたり離れたりを繰り返して、現代において同じ民族であると自認している集団が漢族であり、それを否定している残った民族が少数民族として独自の民族名を残して存在しているという状態である。その名残からか、同じ漢族でも使用する言語がバラバラな事がある。漢族が外国に移住し現地の国籍を取得すれば華人となる。
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