各々と夫々(それぞれ)の違い

各々と夫々(それぞれ)の違い

- 概要 -

各々とは、各自で、一緒に行う必要は無いので個別で、という意味である。対象は人のみである。夫々とは、意味は各々と同じものに加えて、その物事や人によって違うという意味もあり対象は人や物事になる。

- 詳しい解説 -

各々とは、各自で、もしくは一緒に行う必要は無いので個別で、という意味である。また、対象は人になり、物事は対象外である。「各々提出しにきて下さい」「各々自分が出来る事を行っていた」といった使い方をする。夫々に比べると、各々の場合、複数の人が同じ物事を行うといった場合に、それを誰かが取りまとめて行ったり同時に行ったりせずに、一人一人が自分で都合の良い時に行う、といったイメージで使われる事が多い。

夫々とは、意味は各々と同じものに加えて、その物事や人によって違うという意味もある。各々とは違って、対象は人や物事になる。「この事に対してどう思うかは、人夫々だ」「どの色も夫々の良さがある」といった使い方をする。各々とは違って、夫々は、その対象となる人や物事のグループの個性や違いを受け入れている様なイメージで使われる事が多い。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。