医学博士と医師の違い
- 概要 -
医学博士とは、医学系の大学院を卒業して博士号を取得した者の事である。医師とは、医学系の大学を卒業し、なおかつ医師免許を取得している者の事である。
- 詳しい解説 -
医学博士とは、医学系の大学院の博士課程修了して博士号を取得した者の事である。文部科学省の管轄。医師とは違って、医師免許を取得しているとは限らない。その場合は医者とは違うので、医者と名乗ったり医療行為を行ってはいけない。医学部出身でなくても医学部の大学院に入る事は可能な為、元は全く違う学部出身者が医学博士となる事もある。卒業後の就職は主に大学や企業などの研究職か、法医学や医療特許関係になる。
医師とは、医学系の大学を卒業し、なおかつ医師国家試験に合格して医籍登録を行い、医師免許を取得している者の事である。医学博士とは違って厚生労働省の管轄になる。医学博士とは違って医師になるのは難度が高い。医学博士の中に医師免許を持たない人がいる様に、医師だが医学博士の称号を持たない人が存在する。主な就職先は当然の事ながら病院である。
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