雨雲と雲の違い
- 概要 -
雨雲とは、水蒸気を多く含んで重たい為、下(地上)に近い位置にあり、太陽の光が通りにくく薄黒く見える雲の事である。雲とは、大気中に浮く水蒸気のかたまりの総称である。
- 詳しい解説 -
雨雲とは、乱層雲とも呼ばれ、水蒸気を多く含んで重たい為、下(地上)に近い位置にあり、太陽の光が通りにくく薄黒く見える雲の事である。上昇気流により押し上げられている間は落ちて来ないが、上昇気流でも押し上げられない位水蒸気が集まって成長してくると、雨となって地上に降ってくる。この時、空気が冷たいと雨ではなく雪として降ったり、雨と雪の中間のみぞれとなって降ってくる事もある。
雲とは、大気中に浮く水蒸気のかたまりの総称である。雨や雪を降らせない状態の雲は、あまり水蒸気を含まず軽い為、雨雲よりも上空に位置し太陽の光をさして遮断する事も無いので白っぽい色をしている。大気の状態によって様々な形に姿を変える為、これからどの様な天気になるのか予想する情報となる。
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