あばら骨と肋骨の違い
- 概要 -
あばら骨も肋骨も、身体の胸部において肺等の臓器を守るために左右十二対になっている湾曲した長い骨の事である。あばら骨という言い方は一般的で、肋骨というのは医療関係者が使う用語である。
- 詳しい解説 -
あばら骨も肋骨も、身体の胸部において肺等の臓器を守る様に、左右十二対になっている湾曲した長い骨の事である。複数の骨の集合体である為、数本やられた位では機能的には問題が無いが、折れた際臓器に骨が刺さると危険な状態に陥る。あばら骨という言い方はどちらかといえば一般大衆的で、肋骨というのは一般人も使うが、医療関係者はこちらの言い方のみ使う。
あばらというのは、「まばらで隙間がある」という意味であり、あばら骨は名前の通り隙間が多く、１本１本が細長くて強度が低い為、骨折しやすい。その為、特別強く打ち付けたりしなくても、長期間咳が止まらない等の負担が積み重なると疲労骨折してしまう事がある。こうなってしまうと咳や、くしゃみ、呼吸をするだけで胸が痛む事になる。
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