なぜ、広島県・山口県・岡山県・島根県・鳥取県を中国地方と呼ぶのか？

日本は北海道地方、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方の八地方区分により分けられている。

それぞれの地方名の由来はなんとなくイメージできるだろうが中国地方だけは、何が由来しているのかわからない人が多い。実は中国地方という呼び名の由来ははっきりしていないのだ。

ただ有力な説はある。
昔、平安時代の政治の中心は京都で、京都を中心とする地方を畿内（きない）と言った。

畿内から見て、距離的に近い国から「近国」、「中国」、「遠国」と呼んでいたのだ。

つまり現在の広島県、山口県、岡山県、島根県、鳥取県の中国地方がある場所が、当時「中国」と呼ばれていたから、現在もその名残が残って「中国地方」と呼ばれるのである。

決して中国（中華人民共和国）が近いからではないよ^^;