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十二指腸の意外な真実(名前の由来)
「いや〜この前、十二指腸潰瘍になちゃって〜」。そんな会話を耳にしたこともあると思う。ところで「十二指腸」って一体どこにあるんだ?言葉は知っているが詳しく知らない人がほとんどだろう。
十二指腸は胃と小腸をつなぐ消化管である。長さは約25センチ。(※十二指腸は正しくは小腸の一部だが一般的には 十二指腸と小腸は区別されている)。十二指腸の場所がどこにあるか分かったところで、なぜ十二指腸には「十二本の指」という言葉が使われているか解説していこう。
名前の由来は、手の指を横に12本並べた幅がちょうど十二指腸の長さである25センチと同じだから
マジ?そう思った人も多いだろうが本当なのだ。日本人の指での太さではない。外国人の指の太さが元になったのは言うまでもないだろう。
補足
西洋医学の翻訳書である解体新書(1774年)には、「十二指腸は其の長さ十二の指の横径の如くして、胃の下口に接す」と書かれている