電車は何故ガタンゴトンと音がする?

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電車は何故ガタンゴトンと音がする?

電車に乗っていると「ガタンゴトン」と音がする。実は電車のレールには継ぎ目があって、その継ぎ目を車輪が通過するときに「ガタンゴトン」という音が出るのだ。

この継ぎ目はどうしても必要なもの。レールは鉄製のため気温の上下によって伸び縮みする。もし継ぎ目がないレールだと夏など気温が高い時期はレールが延びて横に曲がってしまう。だから伸び率を計算してその分だけわざと隙間を作っているのだ。

最近は技術の進歩によりロングレールというものが採用されていて継ぎ目が少なくなり、昔のように「ガタンゴトン」という音を聞くことは少なくなった。(200m.以上のレールをロングレールといいます)

新幹線はロングレールを敷設されている上、ロングレール同士の継ぎ目も音が出にくい構造になっている。