伝説と民話の違い
- 概要 -
伝説も民話も民衆が伝えてきた物語であるが、伝説は特定の人物などを中心としたもので、多くの人がそれが本当の出来事だと信じているものをいう。
- 詳しい解説 -
伝説も民話も民間の口承文芸の一種である。
伝説は、特にある人物やあるもの、ある現象についての物語で、それが実際に起こったことだとその地方で信じられているものを言う。中には一つの物語だけではなく、数種類の物語をまとめて「〜伝説」というシリーズになっているものもある。
伝説で有名なものは、イギリスのアーサー王伝説や、人魚伝説、日本においては、桃太郎伝説、ヤマトタケル伝説、天孫降臨伝説などである。ヤマトタケルや天孫降臨は神話と言ってもよいものであるが、神話と伝説は区別がつけがたい。
民話とは、民衆の生活に密着した物語で口承により受け継がれてきた。昔話や伝説も広い意味では民話の中に含まれるといえる。つまり、民話とは民間の口承文芸の総称である。
民話のうち、昔話は定型があり、「むかしむかし(またはむかしむかしあるところに)」という語り始めがあり、話の最後には「どんどはれ」「とっぴんぱらりのぷう」などの決まり文句で終わることがある。終わりの言葉は地方により大きく異なる。この定型は伝説にはないものである。
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