的屋と屋台の違い
- 概要 -
的屋(てきや)は、縁日や各種イベントなどの人の集まるところで物を売る商人のことを言う。屋台とは、建築物の店ではなく屋根のある臨時的な店を設け、飲食物などを売る店のことである。
- 詳しい解説 -
的屋(てきや)とは、寺社の縁日や各種イベントなどの人が集まるところにおいて、屋台営業や興行を行う業者のことを言う。以前は、親分と呼ばれる元締めから資金や設備などを借り受けて店を開き、売り上げの一部を上納する商人が多く、そのため、やくざ崩れのような商人も多かったが、現在ではそのような制度で開店する者は少なくなっている。
的屋では、焼きそばや焼き鳥、ホットドッグ、クレープのような簡単な飲食物の他に、子供向けのおもちゃや金魚すくい、射的やくじのようなゲーム性のあるものを商品にしているものなどがある。
屋台とは屋根の付いた簡単で臨時的な店のことを言う。上記のような催し事の時にのみ的屋などが営業して開店する場合もあれば、内部を改造した車両で飲食物などを売る車両型の屋台、冬季や夏季など限定で立ち並ぶ屋台、夜のみまたは昼のみ営業する時間限定の屋台などがある。
屋台で売られるのは飲食物が一般的である。的屋の飲食物と異なるのは、多くが椅子を準備しており、屋台の周りに座って飲食を行うところである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。