ツアーとライブの違い
- 概要 -
ライブとは生演奏のことで、歌手や音楽家による生演奏のコンサートのことを言う。ツアーとは本来周遊旅行や団体旅行のことであるが、歌手などが数か所を回ってライブを行うことをツアーとも呼ぶ。
- 詳しい解説 -
ライブとは英語のlive（＝生きている）からきている語で、音楽においては、生演奏のことを言う。歌手や音楽家、楽団などが音楽ホールなどで観客の前で演奏することをライブという。収録されたＣＤなどの音源にはない臨場感があり、アドリブなどの即興演奏を聞くことができたり、歌手などと直接触れ合える機会であるため、音楽を楽しむだけではない楽しみ方がある。正式にはライブコンサートともいうため、同じ生演奏会でも、ライブといったりコンサートと言ったりする。
ツアーとは、本来周遊旅行や団体旅行などの旅行を指すものである。そこから、自分の本拠地を離れて、別の場所数か所で何かのイベントを行うこともツアーというようになった。日本語でいうならば「巡業」のことである。つまり、巡回しつつ営業、興行を行うことである。
音楽の用語としてのツアーとは、ライブツアー、コンサートツアーのことで、複数個所を順に回ってライブ演奏を行うことを意味している。それぞれの演奏箇所で行われるライブは基本的に同じものであるが、「ライブ」ならではのアレンジなどもあることから、まったく同じというわけではない。そのため、ある歌手の熱狂的なファンの中にはそのツアーを自分も追いかけていくようにすべてのライブに参加する人もいる。
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