出典と出品の違い

出典と出品の違い

- 概要 -

出典は論文や文献などで他の書籍等の文章を引用した場合、その出所をを言うが、出品は展覧会や商談会などに作品や品物を出すことを言う。

- 詳しい解説 -

出典は文章を書くときに、他の書籍等から文を引用したり、故事成語などの出所や出所となる本を示す言葉である。例えば、「臥薪嘗胆」という故事成語は、中国の故事で、ある王が薪の床に臥せて寝ることや肝をなめる(とても苦い)で恨みを忘れないで、屈辱を晴らしたということからきている。この出典は「史記」である。

また、出典は論文を書く際に、自分の書いていることの根拠となる論説が書いてある他の論文や書籍について明記するときに必ず書かなければならないものである。その場合は、根拠となっている執筆者名、論文名(または書籍名、雑誌名など)、ページ数、出版社名、発行年を明記することが望ましいとされる。

出品は展覧会に作品を出すことや、商談会・展示会などに商品を出すことを言う。売り物か売り物でないかについては特に問わない。商品を出した人が出品者であり、必ずしも作者であるとは限らない。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。